ふらんすぎく (フランス菊) 

学名  Leucanthemum vulgare (Chrysanthemum leucanthemum)
日本名  フランスギク
科名(日本名)  キク科
  日本語別名  マーガレット
漢名  濱菊(ヒンキク,bīnjú)
科名(漢名)  菊(キク,jú)科
  漢語別名  西洋濱菊(セイヨウヒンキク,xiyang binju)
英名  Marguerite, Oxeye daisy. Fr.Marguerite
2008/05/08 箱根湿生花園
フランスギクか?  2004/05/08  跡見学園女子大学新座キャンパス
2008/07/12京都府立植物園
 フランスギク属 Leucanthemum(濱菊 bīnjú 屬)には、歐亞に約20-50種がある。

  シャスタデージー Chrysanthemum × superbum (L.× burbankii);
         大濱菊;E.Shasta daisy)
  フランスギク L. vulgare(Chrysanthemum leucanthemum;濱菊) 
   
 キク科 Asteraceae(菊 jú 科)の植物については、キク科を見よ。
 漢名に関わらず、和名をハマギク(浜菊)というものは別属別種。
 属名は、「白い花」。
 英名 marguerite を日本ではマーガレットと呼ぶが、正確にはマガリートと音写すべきもの。ギリシア語 margarites・ラテン語 margarita に起源し、いずれも「真珠」の意、花の色から。
 もともとヨーロッパで marguerite と呼んだ花卉は、本種である。
 のちに

  モクシュンギク(木春菊) Argyranthemum frutescens(Chrysanthemum frutescens)
         
カナリア諸島原産、1699年ヨーロッパに入る

がもたらされると、本種によく似ているため、モクシュンギクのほうも marguerite と呼んだ。
 日本の花屋でマーガレットと呼んでいるものは、もっぱらモクシュンギクであるという。
 歐洲・西&中央アジア・シベリア(及び極東ロシア)に分布。
 日本には、江戸時代末期に観賞用に渡来、現在は一部野生化している。
 

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